1kg減らすのに必要な消費カロリー
筋膜整体師のmakiです。
ここ数年、食品、食材、メニューなどに
よく見られる「カロリー」表示。
他にも「◯◯をすれば◯カロリー消費できる」など、
当たり前のように「カロリー」や
「消費カロリー」という言葉が使われていますよね。
しかしこの「カロリー」とは、
そもそも何を意味しているのでしょうか?
本日はカロリーについてお伝えしていきます。
「カロリー(cal)」とは、
「エネルギー(熱量)の単位」のことです。
「熱」を意味するラテン語“calor”から
来ているフランス語です。
具体的には「1kcal=1リットルの水の温度を
1度上昇させるために必要なエネルギー量」を意味します。
しかしこの単位「カロリー」は
現在、世界的には使用されていません。
1948年の国際度量衡総会において、
カロリーの代わりに
「ジュール(J)」(1cal=4.184J)
という単位を使用するように決められたからです。
日本では「計量単位令第5条」にて、
「人若しくは動物が摂取する物の熱量又は
人若しくは動物が代謝により消費する熱量の計量」
にカロリー単位が使用できると定義づけられています。
消費カロリーには3種類あります。
では運動で消費する「消費カロリー」とは、
どのようなものでしょうか。
人間は生命活動をし続けるためには、
つまり「生きて生活をし続けるため」には、
(車を動かすガソリンのように)エネルギーが必要です。
そこでまず、日常的に食べ物からエネルギーを取り入れます。
この「身体に取り入れるカロリー」を
「摂取カロリー」と呼びます。
摂取カロリーとは逆に、
生きるために使用するエネルギーが
「消費カロリー」と呼ばれます。
「消費カロリー」をより詳細に分けると、
以下の3種類に分類できます。
1.内臓などを動かし、生命維持をするための
最低限のエネルギー:基礎代謝(全体の7割前後)
2.運動や生活上の行動で消費するエネルギー
:生活活動代謝(全体の2割前後)
3.食事をした際に消費するエネルギー
:食事誘導性熱代謝(全体の1割前後)
食べ物からの「摂取カロリー」が
「消費カロリー」を越えた場合は、
エネルギーは消費されずに残ってしまいます。
この「余ったエネルギー」が
「脂肪」となって身体に蓄積されます。
ではたとえば、脂肪1000g(1kg)を消費したい場合、
何カロリーを消費すれば良いのでしょうか。
「脂肪1g=9kcal」と言われていますが、
単純に「9000kcal」消費しなくては
いけない訳ではないのです。
実は、脂肪の約2割は水分などで構成されています。
そのため、先ほどの「9000kcal」の8割である
「7200kcal」を消費すれば、
「脂肪1000gを消費」できる計算になるのです。
7200kcalと聞けば大変そうに見えますが、
毎日200kcalだけ
「摂取カロリーを減らす」
または
「消費カロリーを増やす」
と考えれば、
「36日」で脂肪1000g (=1kg)を
消費できることになります!
まとめて運動で消費すると考えると
行う前からあきらめがちですが、
現在蓄積されている脂肪を
「少しずつ減らす」目標を立てれば、
出来そうな気がしてきませんか?
ぜひ「摂取カロリー」と「消費カロリー」
のバランスをうまく取って生活
してくださいね^^
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