キャリアクリエイターmaki

柳下雅紀(やぎしたまき)
元研修・セミナー講師。
東京で個人サロン経営を10年経験し、
2023年4月~地元小田原に帰省。
只今妊娠中。
ドリームキャリアノートを通して
皆さんの好きなこと・やりたいこと
を見つけ、理想の働き方までの計画書を
おつくりします♪

記事一覧(140)

低気圧と体の不調

筋膜整体師のmakiです。梅雨に入り雨の日が多くなってきましたね。くもりや雨の日って、具合が悪くなりませんか?「頭が痛くなる」「だるくて仕事にならない」「昔、ねんざした足首が痛む」など、雨の日に不調になる女性は多くいらっしゃいます。原因は低気圧と自律神経の乱れです。自律神経は「体温調節」「呼吸」「血圧」「血流」「消化」「排泄」「免疫」「代謝」など生命維持に不可欠な機能を自動的にコントロールしており、交感神経と副交感神経の2つが1日の中でバランスをとりあっています。しかし、天気や気温の変化があまりにも急激だと自律神経による対応が追い付かず、交感神経と副交感神経のバランスが乱れて、様々な不調が出ます。気圧の急変や気温の低下で交感神経が活発になれば、血管が収縮し、緊張型頭痛や古傷の痛み、腰痛、関節痛といった「痛み系」の症状の要因に。くもりや雨の日、気温が上がった日は副交感神経が優位になって血管が拡張し、眠気やだるさ、片頭痛の要因になります。さらに!!!天気だけではなく、空調も自律神経を乱す要因になります。これから夏にかけては外の気温がグングン上昇!室温が20℃で外気温が40℃近くと、約20℃も温度差が生じる日もあり、これが自律神経を乱す原因にもなってしまいます。自室は冷房をきかせすぎないように、オフィスでは温かい飲み物を飲んだり、毛布をかけたりして体を冷やさないように気を付けてください。また低気圧は自分の力ではコントロールできないことなので、雨の日に体の調子が悪くなる方は事前に天気予報をチェックしてスケジュールを決めてくださいね~

ストレスと心の対話

筋膜整体師のmakiです。6月も半ばを過ぎましたが、サロンの予約状況を見るとほぼ元通りになりつつあります。コロナなんてもうないのかしら?と勘違いしてしまうほど。しかし、お客様の体を見ているとやはり精神的なストレスが大きいんだなぁと感じます。私自身もストレスは感じやすく、それがモロに体に出てしまいます。体→心ではなく心→体の順に影響される人間。と、先日スピリチュアルな友人と話をした時に気が付きました。なんだか体がだるいなぁ寝ても寝てもねむいなぁ疲れがとれないなぁ元気がでないなぁそんなとき、生活習慣を見直すことが多いと思いますが、自分の心の見直しもものすごく大事だと私は思います。何か自分が嫌に思っていることはない?やりたくないことをやっていない?怒りや悲しみ、孤独を抱えていない?意外にも何にストレスを感じているのか自分ではわからないことが多いんですよね。そして毎日忙しいと、自分自身のケアが(特に心のケア)がおろそかになりがちです。私も施術、施術、施術・・・な毎日を送ると余裕がなくなって大好きな施術が嫌になってしまいます。だから一人でゆっくりする時間は意識的にとるようにしています。今の自分は何を感じているのかな?どんな感情なのかな?何をしたら自分はもっとハッピーなのかな?思いつく限りを文字にしてひたすら書きます。その場合、まず「感情」から書き出します。するとその感情の先に「物事」が見えてくる。その感情になる原因は人間関係?仕事?恋愛?それがクリアになったら次の質問は「どうしたい?」私は~しないといけない~すべきにとらわれがちなので、自由に、自分が最高に楽しい状態をイメージします。それができるかできないかはおいておいて、そうやって自分の心を理解しておくこと。自分の取り扱い説明書をつくっておくこと。そうすると心のストレスは減ると思います。ぜひ自分自身との対話時間をとってくださいね!

マッサージ後のだるさ

筋膜整体師のmakiです。先日、かなり長時間(自分で)マッサージをしたところ次の日体がだるい、眠い・・・。みなさんもマッサージ後にそんな経験ありませんか?マッサージを受けて楽になるどころかだるくなって熱が出たり。あのマッサージ師が下手だった!!!と思うかもしれませんが、待ってください。それは好転反応と呼ばれるもので、実は体が良くなっている証拠なんです。肩こりを例に説明しますね。肩が凝っている場合、肩の筋肉は固くなっています。筋肉が固くなると、血管を圧迫して筋疎血(きんそけつ)を起こします。(ようは血液の巡る量が少ない、貧血ですね)貧血が起こった場所では痛み物質がつくられ、肩コリや肩の痛みのもととなります。貧血が起き血行が悪くなると、痛み物質を体外に排出する力が低下します。その結果、痛み物質が局所にとどまり、慢性的なコリへと変化するのです。なので、マッサージなどで固くなった筋肉をほぐすと貧血状態が改善され、血液の流れが良くなります。それによって全身に痛み物質が散って、肩のコリや痛みが解消するの、ですが!今度は肩に溜まっていた痛みを全身で少しずつ負担することになります。その結果が全身のだるさといった体の不調をまねくのです。それが好転反応!好転反応は一時的なものなので、好転反応が出た際はゆっくり寝るそして水分をたくさんとる!(汗や尿で痛み物質や疲労物質が体外に出てくれる)そうすると1日寝たら翌日は体がすっきりすることが多いです。またよく聞かれる「揉み返し」との違いですが、揉み返しは筋繊維に沿わないでマッサージをした場合に起こります。(鳥のささみとか見ると、さけるチーズのように一方向に向かっていますよね)そうすると筋肉が傷ついてしまうので、結果痛くなります。揉み返しはマッサージをした部分の筋肉が痛む!そして1日2日時間がたっても体はスッキリしない!↑の状態だったら揉み返しだと思ってください。

筋トレどこからやればいいの?

筋膜整体師のmakiです。筋トレ始めようと思っているんですが、どこからやればいいのでしょうか?前にこんな質問をいただきました。おすすめは普段、使われにくい筋肉から鍛えること!日々の生活では同じ動作のくり返しなので使う筋肉が決まってしまっています。なので使わない筋肉はずーーーっと使われない。筋肉は使われないとどんどん衰え、まわりに脂肪がつきやすくなります。特に衰えやすいのは、お尻の横にある中臀筋、内ももの内転筋、太もも裏のハムストリングスです。つまり、下半身のトレーニングから始めるのがよいのです!下半身には大きな筋肉群が集まっていて、全身の筋肉量の6~7割を占めると言われています。そのため、下半身を強化することで効率よく筋肉量を増やすことができます。筋肉量が増えると基礎代謝が向上します。基礎代謝が増えると一日に消費するカロリーも増え、脂肪がつきにくい体を作ることができます。また、特に女性は太ももやお尻など、下半身太りに悩んでいる人が多くいます。それも下半身の筋肉不足が大きな原因だったりします。そういう意味でも下半身のトレーニングは必須!美しいボディラインをつくるためにも、衰えた筋肉を優先して使うエクササイズを行い、活性化させるのが重要です。まわりに脂肪がつきにくくなるだけでなく、たるみが引き締まります。また、怠けた筋肉が目覚めると日常の動作でバランスよく筋肉を使うことができるようになり、姿勢もよくなっていきます。もちろん上半身や体幹を鍛えることも重要ですが、それは下半身を鍛えた「後」!なぜなら、人間を建物で例えると下半身は基礎(土台)、背骨が基礎に打ち込まれた柱、体幹はその柱の周りを固めるコンクリートのようなもの。どんなに頑丈な建物でも、その基礎がしっかりしていなければ、地震や台風などで簡単に倒壊してしまうのと同じで、体も上半身や体幹の機能が発揮されるためには、まずはしっかりとした下半身が必要不可欠なのです。なので・スクワット・縄跳び・外に出たときはエレベーターでなく階段を使うなどなど。意識的に下半身の筋肉を使うよう心がけてみてくださいね!

アルコールが筋トレに与える悪影響

筋膜整体師のmakiです。昨日は2日がかりで仕込んだビーフシチューを食べました。そもそもは私が飲んで感動した赤ワインを発注したのが始まり。美味しい赤ワインに合う料理・・よし!ビーフシチューだ!ということで手間暇かけてつくったのですが、びっくりする位美味しい!(自画自賛)そして赤ワインとものすごく合う!!!お酒にめっぽう弱い私が3杯ほど飲んでしまいました。(通常は1杯でべろべろ)しかし!!!やらかした~~と思いました。夕方に筋トレをしていたんです。筋トレ後のアルコールは避けていたのにい~~~泣みなさんもそんな日ありませんか?運動した後に冷たいビールをく~~!っと。それね、よくないんですよ~本日はアルコールによって起こる筋トレへの悪影響をお伝えします。<アルコールがカラダづくりに影響する要因>①テストステロンの分泌量が減少するおそれアルコールによる筋トレへの弊害として挙げられるのが、ホルモンの一つ「テストステロン」分泌への影響。このテストステロンは、摂取したたんぱく質を合成させ筋肉を作るという働きを持っています。筋トレの刺激によって分泌されるのですが、アルコール摂取によりこのテストステロンの分泌量が減少するとされているのです。②筋肉の合成を促すシグナル伝達経路の活動が 低下するおそれ筋トレやたんぱく質の摂取により、筋肉の合成を促す「mTOR(たんぱく質キナーゼ)」と呼ばれるシグナル伝達経路が活発になることが分かっています。しかしアルコールを摂取することで、mTORの活動が低下するという結果を発表している研究もあります。③コルチゾールの働きで筋肉の分解を促進されるおそれアルコール摂取によって分泌される「コルチゾール」というホルモンには、血糖値をコントロールする働きがあります。このコルチゾールには、エネルギー源である糖を生み出すために、筋肉の分解を促進させてしまう作用も。筋肉の分解は筋肉量の低下に繋がり、カラダづくりにとって悪影響を及ぼすのです。このように、多くの研究でアルコールが筋トレの筋合成効果を阻害するという結果が出ています。ただアルコールによる弊害を理解したうえでも、「どうしてもお酒はやめられない」という人はいると思います。友人や仕事などの付き合いで、飲みたくなくても飲まなければいけない場面があるのもわかります。そんな時には、次のようにアルコールの選び方や摂取タイミングを覚えておきましょう。そうすれば、影響を最小限に抑えることができます。糖質が少ないアルコールを選ぶまずはアルコールの種類。ビールやワイン、日本酒、カクテル、サワーなどは、糖質が多く含まれているためオススメできません。糖質が少ない焼酎やウイスキー・ハイボールなどの蒸留酒を選ぶようにすることで、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。摂取量は少なめにもちろん、摂取量にも気をつけましょう。中には、少量であれば筋合成の影響を受けないとされる研究もあります。アルコール分解能力には個人差があるため一概には言えませんが、大体500ml(ロング缶1本)程度と考えておきましょう。量が少なくてもアルコール度数が高いものは悪影響をもたらすので、注意が必要です。トレーニング直後は避ける筋トレや運動直後は、渇いた喉を潤すようにアルコールを摂取したくなります。しかし、残念ながらそれは避けましょう。なぜならトレーニング直後は、筋肉の合成が高まる重要な時間帯だからです。そのタイミングではアルコール摂取は避け、プロテインなどたんぱく質をしっかり摂取するようにしてください。