運動後のお風呂には気を付けて

筋膜整体師のmakiです。


今はジムが休業しており、

自宅でトレーニングをしている方が

多いかと思います。


自粛で時間も余裕ができ、

運動後お風呂にゆっくりつかる方も

多いのではないでしょうか?


しかし!

その際に注意しなければならないことがあります。


それは・・

運動直後に、
そのまま熱い湯船に入るのはNG!

ということ。


すぐにお風呂に入ってしまうと

脂肪燃焼効果が減少してしまったり、

疲労の回復が遅れてしまう

ということが医学的に発表されています。


脂肪燃焼効果が弱まる理由は

脂肪分解酵素『リパーゼ』のはたらきが

関係しています。

リパーゼは温度によって活性化したり、

働きが鈍くなったりするのです。

リパーゼは運動によって

筋肉の温度が39度になると活性化され、

脂肪を燃焼させはじめます。

ちなみに、脂肪の燃焼がはじまるまでには

運動後約20分かかります。

そして、運動を停止した後も

約30分間は余熱効果で脂肪燃焼状態がつづきます。

つまり、寝転がっていても脂肪の燃焼が

つづいているというわけです。

しかし、筋肉を温めすぎて40度を越えてしまうと、

リパーゼのはたらきは鈍くなります。

ですから、この余熱時間内に入浴で体を温めてしまうと

効果が低下し、

その結果として脂肪燃焼効果も

低下することになるのです。


次に疲労の回復が遅れてしまう理由。

運動直後の筋肉は傷ついた状態にあり、

そこに血液が多く集まります。

そして送られた血液によって酸素の供給と、

老廃物質である『乳酸』などの排泄もおこなわれ、

損傷と疲労の回復にあたろうとします。

しかし入浴すると、

血液が皮膚の表面のほうへと送られてしまいます。

よく皮膚の表面が赤くなって、熱をもちますよね。

それにより、

疲労した筋肉に集まっていたはずの血液は

全身にめぐるようになります。

そのため、損傷した筋肉への血液の供給が

おろそかになってしまい、

疲労回復が遅れると考えられています。


これからのことを踏まえ

運動後の入浴のポイントを挙げると


①湯船に入るなら、30分待ってから

運動後は30分待ってから入るようにするのがベストです。

これは、リパーゼが脂肪を燃焼させているのが

きちんと終わるのを待つためです。

30分が長くて待てない!という方は、

クールダウンとして軽く足踏みなどをして待ちましょう。

有酸素運動ですから、筋肉のなかの乳酸が分解されて

エネルギーに変わりやすいという利点もあります


②ぬるめのお湯にゆったり浸かる

ある程度体がクールダウンしたら、

いよいよ湯船へ。

39度程度のお湯に20分以上つかると、

溜まった乳酸が流れやすくなります。

さらに疲労した筋肉をやさしくもみほぐすと、

翌日に筋肉痛が残りにくくなります。


もしどうしてもすすぐに汗を流したい!

という方はシャワーのみならOKです。

その際は、42度くらいの熱いお湯で

5分以上浴びると、

脂肪燃焼効果の持続が長くなりますよ!


せっかく運動するのであれば、

その効果をしっかりと出してあげましょうね。

私はお風呂の中で、

顔も含む全身をマッサージしています。


【筋膜リリース店Pygmalion】

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世田谷区池尻大橋で筋膜リリースサロンを経営しているmakiといいます。 肩こり、腰痛、冷え、むくみ、肥満... みなさん何かしら体の悩みをかかえています。 体の不調は心にも影響し、その逆もしかり。 健康なカラダづくりには生活習慣の改善がかかせません。当ブログでは生活習慣を変えるヒント、きっかけを発信していきます。 心も体も健康に、最高に楽しい人生を送りましょう!

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キャリアクリエイターmaki

柳下雅紀(やぎしたまき)
元研修・セミナー講師。
東京で個人サロン経営を10年経験し、
2023年4月~地元小田原に帰省。
只今妊娠中。
ドリームキャリアノートを通して
皆さんの好きなこと・やりたいこと
を見つけ、理想の働き方までの計画書を
おつくりします♪