お尻が冷えるデメリット
筋膜整体師のmakiです。
昨日のお尻が冷える原因に続き、
本日はお尻が冷えることによる
デメリットをお伝えしていきます。
お尻の冷え、甘くみてはいけませんよ!
【お尻が冷える4つのデメリット】
①内臓脂肪が増えて
下半身太りを起こしやすくなる
人体の筋肉のおよそ7割は
下半身に集まっていると言われています。
この7割のうち半分程度の面積が臀部、
すなわちお尻にある筋肉です。
これだけ大きな面積の部位が冷えれば、
それだけ全身に及ぼす影響は大きいものです。
お尻の筋肉や血管が冷やされれば、
それは血流に乗って一気に体の深部まで到達し
内蔵周囲にも冷えを起こします。
体の内側が冷えれば代謝力は下がってしまうので、
内臓脂肪が増え血中のコレステロール値が上昇します。
血中コレステロール値が上昇すれば脂肪の量が増え、
むくみと同時に下半身から付き始めます。
内臓脂肪は足から現れると言われているので、
上半身は痩せているのに下半身だけむくみ、
脂肪が付きやすいという状態を招き
食事制限をしても足だけが痩せない
といった状態を作り出してしまうのです。
②腰痛、肩こりの解消がしにくくなり慢性疲労に
お尻の冷えが慢性的にあると、
体の深部も冷えていくというのは先述したとおり。
そしてこの体の深部の冷えはやがて全身にめぐり、
直近の腰部はもちろんお尻から離れた
肩や首といった部分の血行も阻害します。
冷えた血流によって筋肉が収縮するとコリとなります。
つまり、お尻の冷えは慢性的な肩こりや首こり、
腰部のこりの根本原因なのです。
こうしたコリが慢性的にあると、
今度はそれらが血流を妨げて代謝を落とします。
こうなるとどれだけ栄養を補給しても追いつかず、
コリがあることで交感神経が刺激されてしまい
睡眠が浅くなり、慢性疲労を起こすということも
珍しくはありません。
③慢性的な不眠と大きな疾患
お尻の冷えそのものが慢性的な不眠を起こす
ということも指摘されています。
人体には交感神経と副交感神経
という自律神経があり、
血管を広げたり縮めたり、
呼吸を早くしたりゆっくりにしたり、
心拍のスピードを調節したりと
あらゆる生命維持活動をサポートしています。
この自律神経は全身に張り巡らされていて、
もちろん臀部(お尻)にもあります。
坐骨神経という神経の束の中に交感神経があり、
刺激を与えることで下半身の血流を早くしたり
筋肉を動かしやすくしたりする作用があります。
お尻が冷えるとこの交感神経が
常に刺激されている状態となり、
筋肉が拘縮しコリやむくみを作ります。
そうすると、
睡眠などリラックスをするための
副交感神経の活動は抑制されるので、
疲労を取ることが出来ず
24時間働き続ける状態が
臀部に起こってしまいます。
眠れない、眠っても疲れが取れない、
腰の痛み、足のむくみやだるさ…
これらはお尻が冷やされて
交感神経が休めなくなってしまった結果。
これを放置しておくと、血管障害や心疾患、脳疾患などの
恐ろしい疾病の素になることさえあります。
④月経不調や不妊
子宮が冷えてお尻が冷たくなることも
ありますが、その逆、すなわち
お尻の冷えが子宮周囲に伝わり冷える、
ということも起こります。
子宮周囲の血流が悪くなり冷たくなると、
細胞の入れ替えである新陳代謝が滞ります。
女性の子宮や卵巣など生殖部位は
常にその細胞をフレッシュな状態に
整えておくことが出来ないと、
月経時や出産に影響を与えてしまいます。
PMSなど月経困難症
生理不順、強い生理痛などの月経不調
不妊症や妊娠困難症
若年性更年期障害や老齢期更年期障害
お尻の冷えから
こうした婦人系の疾患につながることがあります。
そう、お尻の冷えはこんなにも
体全体に影響を及ぼすことがあるんです。
では、どうやってお尻の冷えを
改善していけばいいのでしょうか?
次回の記事でお話ししていきます!
【筋膜リリース店 Pygmalionへのお問合わせ】
池尻大橋駅から徒歩3分
(渋谷・中目黒・三軒茶屋も近いです)
電話:050-3695-9658
メール:pygmalion.jpn@gmail.com
(メールでのお問い合わせ、24時間受付しています)
URL:https://salondepygmalion.com/
施術中は電話に出られない旨、ご了承ください
0コメント